マグネシウムは地球上で8番目に豊富な元素で、ドロマイトやマグネサイトなどの鉱物として広く分布しており、海水中にも約0.13%含まれています。このように資源的に恵まれたマグネシウムをいかに高効率かつ経済的に製錬するかが、今後の生産技術における課題となっています。それに加えて、使用済みのマグネシウムスクラップを効率よくリサイクルする技術、それを円滑に活動させるインフラ整備とが、今後のマグネシウム価格の低下と安定供給の大きな鍵となっています。



全世界における総生産量は約37万トンと鉄・アルミニウム・樹脂と比べるとまだまだ小さな市場ですが、対前年比約8%の伸びを記録しています。その増加のほとんどが鋳造用マグネシウム合金(ダイカスト等)需要の増加です。一方、日本では約72%がアルミニウム合金添加元素として利用されており、鋳造用マグネシウム合金としでの便用は全体の約10%となっています。絶対量は少ないものの、日本においてもまた急速に需要が伸びているのが現状です。

■ 世界における
  マグネシウム地金需要構成

            1998年度統計


国別のマグネシウム
  需要量の推移

国別のマグネシウム
  生産量の推移